電気電子工学の教育プログラムはJABEEに認定されています
認定プログラム名 | 電気電子工学プログラム |
認定分野 | 電気・電子及び関連の工学分野 |
認定開始年度 | 2005年度 |
JABEE(日本技術者教育認定機構)は、技術者を育成する教育プログラムを、必要な知識と能力、社会の要求水準などの観点から公平に審査し、期限付きで認定している。認定プログラムの技術者教育は国際的に同等であると認められ、認定プログラムの修了生は世界に通用する教育を受けた技術者とみなされる。 本教育プログラムは、このJABEEの「電気・電子及び関連の工学分野」における要件を満たすように設計されていて、2005年度に初回の認定、2022年度に4回目の継続認定を受けている。
電気電子工学プログラムの教育理念・目的と学習・教育到達目標
教育理念
21世紀の高度に発展し続ける科学技術の中心的役割を担う電気電子工学は、工学分野のみならず あらゆる分野の基礎的部分を支えている。本プログラムでは、電気電子工学に関連した教育・研究を通じて、 人類の幸福と安全に貢献し常に向上心をもって物事に取り組む、個性と創造性豊かな人材の育成を目指す。
教育目的
上記の教育理念に基づいて、電気電子工学に関する基礎知識の修得と、論理的思考力、応用力、 問題発見・解決能力、創造力の養成を通じて、科学技術の発展と人類の幸福に貢献できる技術者 及び研究者を育成することを目的とする。
学習・教育到達目標
前項の教育目的を達成するために、電気電子工学プログラムでは、次の学習・教育到達目標を掲げている。(「 」内は各目標をキーワードで簡単に示したものである)
- 技術者として環境と技術の調和と社会責任を考え、職業を通じて社会に貢献するという勤労観を身につけること。「技術者倫理」
- 専門分野にとどまらず、諸科学・学問に対する普遍的学究態度と多面的に物事を考える能力を身につけること。「多面的な思考」
- 論理的に記述し説明・討論する能力及びコミュニケーション能力を身につけること。「コミュニケーション能力」
- 数学、物理学、及びコンピュータに関する基礎知識とそれらを応用できる能力を身につけること。「基礎学力」
- 電気電子工学の基礎となる電気磁気学及び電気回路学を修得し、電気電子工学の課題へ応用する能力を身につけること。「専門基礎」
- 電子物性デバイス工学系、電気エネルギー工学系、通信システム工学系等の専門の講義、実験、演習を通じて、電気電子工学の技術者・研究者として第一線で活躍できる能力を身につけること。「専門学力」
- 与えられた制約の下で実験や研究を計画・遂行する能力、電気電子工学の技術者が経験する工学上の問題点と課題を理解し解決する能力、及び創造性、チームワーク力、種々の制約条件を考慮できる能力を身につけること。「デザイン・課題解決能力」
- 卒業後も新たな知識や情報を獲得し、自主的に継続して学習できる能力を身につけること。「継続的な学習」
電気電子工学プログラムの学習・教育到達目標とJABEE基準との対応
学習・教育目標を達成するために必要な授業科目の流れ
電気電子工学プログラムでは、上に掲げた学習・教育到達目標を実現するために、(1)共通教育科目、(2)専門教育科目から構成された教育カリキュラムを採用している。
※それぞれの表をクリックすると拡大されます。
授業科目と学習・教育到達目標の対応
(1)共通教育科目、(2)専門教育科目の各授業科目と学習・教育到達目標の対応を以下の表に載せる。
※それぞれの表をクリックすると拡大されます。