研究テーマ

配電線路の低損失化、汚損劣化診断に関する研究

配電線路損失測定用の高精度電力計の開発

 ビルや工場など大規模施設の省エネ化を達成するためには、まず施設内の配電線路損失を把握する必要がります。この線路損失は、送電端電力と受電端電力の差から求められますが、送電電力の1%程度と小さいため、既存の電力計では十分な感度で測定できません。そこで本研究室では、活線状態を維持した状態で配電線路損失を高感度で測定可能な、0.1%の精度を持つ電力計の開発を行っています。